2018-08-20 ヒロシ 小学校の頃ヒロシというやつがいた。ヒロシの家はとても貧乏でいつもよれよれの服を着ていて、なんとなく皆んなから嫌われていた。そのヒロシを今日駅で見た。14年ぶりなのだが一目でヒロシだとわかったんだ。声をかけるとジッと見つめてきて、一言こう言った。 「ささき。」 誰と間違ってんだよ、と言おうと思ったがもうヒロシは立ち去っていた。ふざけたやつだ。